第41回 日本保健医療行動科学会学術大会

大会長 上杉 裕子(金城学院大学 教授)

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このたび、2027年6月26日(土)・27日(日)の2日間にわたり、愛知県名古屋市「ウインクあいち」にて「第41回日本保健医療行動科学会学術大会」を開催させていただくこととなりました。このような由緒ある学会の学術会長を拝命したことに、重責を感じながらも光栄に存じております。

本大会のテーマは「保健医療行動科学の変遷と新たな知的技術時代の展望-これからのケアのあり方を問う-」といたしました。近年のAIをはじめとする新たな知的技術の日常生活への影響はますます大きくなってきています。保健医療においても患者がご自分の健康管理のために、また、医療者が業務の効率化にAIを活用するということも日常になりつつあります。この新たな時代に保健医療職が関わる患者、対象者の方々の「QOL(生活の質)」がどのように高まっていくのかも興味深く見据えたく思っているところです。
しかし、私たち医療者が患者と関わる中で、「人でなくてはならない大切な部分」がそこにはあります。保健医療行動科学はまさしく「つねに患者の側に立ち、保健医療を改革していこうとする」学会であり、新たな知的技術時代の今、「人間がそれを用いること」「しかし、ここは人が関わることが大切であること」など、改めて、その変遷を振り返りながらこれからの「ケアのあり方」を議論する場にしたいと思っています。
また、日本保健医療行動科学会は、健康科学系(健康科学、保健学、栄養学、体育学、リハビリテーション、薬学など)、看護学系、歯学系(歯学、歯科衛生など)、医学系、心理学・福祉学系(心理学、教育学、社会福祉学、介護福祉など)、社会学系(社会学、人類学、経済学、経営学、哲学・倫理学、行政、政治学など)の様々な領域の研究者、専門職者、各種セラピスト、行政担当者、教育者、大学院生、学部学生、当事者を含む一般の方などが多彩に集う学際的な学会です。この場で保健医療行動科学の40年にわたる歴史を振り返りながら、41年目の「新たな知的技術時代のこれから」という大きなテーマの中で、自分たちの大事にしていること、大事にすべきことは何なのかを語り合う場にできればと考えています。
シンポジウムではこれまでの保健医療行動科学の変遷を踏まえて、本学会で重要な役割を担われ、学会の発展を支えてこられた先生方にご登壇いただきます。また、保健医療における新たな知的技術活用の実践家の先生方にもご登壇いただき、どう活用し、ここは人でなくてはならないところの大切さも語っていただきます。

開催地、名古屋といえば「名古屋めし」です。鰻の醍醐味ひつまぶし、味噌カツ、手羽先などもご堪能いただければ幸いです。
実行委員一同、多くの皆様のご参加をお待ちしております。